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月別アーカイブ: 2025年5月

第4回安心をつくるセキュリティ工事講座

皆さんこんにちは!


株式会社橋本電工、更新担当の中西です。

 

 

 

【第4回】監視カメラ編

―用途別カメラ選定と録画・運用のコツ

セキュリティ工事シリーズ第4回では、「監視カメラ」に焦点を当てて一般的な市場での動向を基に解説します。

“とりあえずカメラを付ければ安心”という時代は終わりました。
現代では、設置目的に応じてカメラの種類・解像度・録画方法・運用設計を最適化することが不可欠です。


◆ 用途別カメラの種類と特徴

 

✅ 1. バレット型カメラ

  • 特徴:筒状の本体、屋外向け、長距離撮影に向く

  • 用途:駐車場・敷地外周・通路監視など

  • ポイント:防水・防塵性能(IP66以上)に注目

 

✅ 2. ドーム型カメラ

  • 特徴:天井取付けタイプ、コンパクトで目立ちにくい

  • 用途:店舗・オフィス・室内の出入口など

  • ポイント:広角レンズを選ぶと死角が減る

 

✅ 3. PTZカメラ(パン・チルト・ズーム)

  • 特徴:操作で首振り・ズーム可能

  • 用途:広範囲の監視、遠隔モニタリング

  • ポイント:操作に慣れが必要。AI追尾型なら自動追跡も可能

 

✅ 4. ネットワークカメラ(IPカメラ)

  • 特徴:LAN・Wi-Fiで映像をクラウドへ転送

  • 用途:遠隔地監視、スマホ閲覧対応施設

  • ポイント:ネットワーク帯域とセキュリティ対策が重要


◆ 録画方式とそのメリット・デメリット

 

録画方式 特徴 メリット デメリット
NVR(ネットワークビデオレコーダー) IPカメラ対応、LAN録画 高画質・長時間録画可能 高価、設定に専門知識が必要
SDカード録画 カメラ内蔵メディアに保存 独立稼働・安価 容量が限られ、消去も手動
クラウド録画 ネット経由でデータ保存 遠隔管理・ログ分析可能 通信障害・月額費用に注意

◆ 運用のコツ:ただ録画するだけではもったいない!

 

  • モニタリング体制の確立:モニター常設・警備室の連携など

  • AI・顔認証の活用:不審者検知・登録者の入退出管理が可能

  • 防犯+抑止力の演出:カメラの存在をアピールすることで、未然防止の効果も高い


◆ カメラ導入の注意点

 

  • プライバシー対策:住宅地や更衣室などへの配慮が必須

  • 配線計画:電源・LAN・PoE対応など、事前設計が肝心

  • データ保存期間:必要な期間分の録画容量を設計段階で確保


【まとめ】

 

監視カメラの導入は、「録画すること」よりも**「どう運用し、どう活かすか」**が重要です。
最適なカメラ選びと録画設計、そして運用体制の確立が、**真に“機能するセキュリティ”**を生み出します。

株式会社橋本電工は、確かな技術力と迅速・丁寧・安全な施工で、皆さまの「安心」を守り続けます。

シリーズを通じて、ぜひセキュリティ工事の知識を深め、街づくり・国づくりにお役立てください。


次回もお楽しみに!

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全国的に職人不足だからこそ、稼げる!

大阪府には伝統的な技術を受け継ぐ職人が数多く存在し、その技術は全国的にも高い評価を受けています。そんな大阪府で活躍する職人たちの中には、新たな仲間を募集しているところも少なくありません。

大阪府で求人募集をしている職人の職種は様々で、木工や金属加工、陶芸などさまざまな分野があります。たとえば、木工職人では伝統的な家具や建具の製作だけでなく、新しいデザインの家具やインテリアの制作を手掛けている職人もいます。また、金属加工職人は伝統的な刀剣や鍛造技術を活かした製品の製作だけでなく、近年では新しい素材や技術を取り入れた製品開発にも挑戦しています。

大阪府の職人たちが求人を行う理由の一つには、後継者不足が挙げられます。昔ながらの技術は継承を重要視しており、若い世代に技術を伝えることが必要不可欠です。そのため、多くの職人が若い世代に技術を教え、共に成長していくことを望んでいます。

職人の仕事は体力や集中力を要するため、若い世代にとっては敷居が高いと感じるかもしれませんが、実際に職人として働くことで自分の手で作り上げた製品を見る喜びや、技術を磨いていく過程で得られる充実感は格別です。また、職人としてのスキルを身に付けることで、将来は独立して自分の店を持つという道も開かれる可能性もあります。

大阪府の職人たちが求人を出す際に求める条件は、基本的な職人としての技術だけでなく、チームワークやコミュニケーション能力も重視されます。職人の仕事は一人だけで完結することが難しい場合もあり、他の職人やデザイナーと連携して仕事を進めていくことが必要です。そのため、コミュニケーション能力や柔軟性が求められる職場も多いです。

大阪府の職人に興味がある方は、求人情報を探してみることをおすすめします。伝統的な技術と現代の技術が融合した新しい製品を手掛ける職人たちと一緒に働くことで、自分自身も成長し、貴重な経験を積むことができるかもしれません。職人の世界は奥深く、未知の可能性が広がっています。是非、挑戦してみてはいかがでしょうか。

手に職を付ける安定性

手に職とは、特定の技術や職業を習得し、それを生かして収入を得ることを指す言葉です。手に職を持つことは、将来の安定や自己実現につながる重要な要素となります。近年、高度経済成長やグローバル化の影響により、手に職を持つことの重要性が再評価されています。

手に職を持つことのメリットは数多くあります。まず一つ目は、安定した収入を得ることができる点です。手に職を持っていると、需要のある技術や職業を持っているため、仕事を見つけやすく、失業率が低いというメリットがあります。さらに、自己成長や専門的なスキルの獲得にもつながります。自分の得意な分野を深めることで、専門家としての地位を築くことができるでしょう。

手に職を持つことのもう一つのメリットは、自己実現の機会が広がることです。自分の興味や才能に合った仕事を選び、その分野で活躍することで、やりがいや達成感を得ることができます。また、手に職を持つことで、自立した生活を送ることができるようになります。例えば、自宅で仕事をすることができるフリーランスの場合、自分のペースで働くことができ、仕事とプライベートの両立がしやすくなります。

手に職を持つためには、まずは自分の興味や才能に合った分野を見つけることが重要です。自分が何に興味を持ち、どのような才能を持っているのかを知ることで、その分野で成功するためのステップを踏むことができます。次に、その分野で必要とされる技術やスキルを学ぶことが必要です。専門学校や資格取得などを通して、自分の技術や知識を磨き、プロフェッショナルとしての地位を築いていくことが大切です。

手に職を持つことは、将来の安定や自己実現につながる重要な要素であり、そのメリットは大きいと言えるでしょう。自分の興味や才能に合った分野を見つけ、必要とされる技術やスキルを磨くことで、手に職を持つことができます。今後も、手に職を持つことの重要性が高まっていくことは間違いありません。手に職を持つことで、将来に安心感を得られるだけでなく、自分自身の成長や満足感を得ることができる素晴らしい選択肢だと言えるでしょう。

第3回安心をつくるセキュリティ工事講座

皆さんこんにちは!


株式会社橋本電工、更新担当の中西です。

 

 

 

【第3回】センサー&アラーム編

―人感・振動・赤外線センサーの特徴と最適配置を徹底解説

今回は、セキュリティ工事に欠かせない**「センサーとアラーム」**について一般的な市場での動向を基に詳しく解説します。

「何かが起こったときに音が鳴る」だけがセンサーではありません。**侵入・振動・熱・煙・開閉・温度変化など、さまざまな異常を“即座に検知”し、“自動で通知・警報する”**ために、用途に応じたセンサーを正しく選び、最適な位置に配置することが重要です。


◆ センサーの種類とその基本原理

 

✅ 1. 人感センサー(パッシブ赤外線センサー)

  • 仕組み:人体から発せられる赤外線の動きを感知

  • 用途:玄関・室内・倉庫・トイレなどへの不審者侵入の検知

  • ポイント:風や日光、ペットに誤反応することもあるため、遮蔽や感度調整が重要

 

✅ 2. 振動センサー(ショックセンサー)

  • 仕組み:ドアや窓への物理的な振動や衝撃を感知

  • 用途:窓ガラス・金庫・ドアなどへのこじ開け・破壊行為の検出

  • ポイント感度の設定がポイント。日常使用の揺れとの区別が必要

 

✅ 3. 赤外線センサー(アクティブタイプ)

  • 仕組み:赤外線を投受光し、その間を遮断する物体の通過を検知

  • 用途:敷地の境界、フェンス、屋外施設などの侵入防止

  • ポイント:誤検出を防ぐため、設置角度・高さ・距離の調整が必須

 

✅ 4. 煙・熱センサー(火災検知器)

  • 仕組み:煙や高温を感知して警報

  • 用途:事務所・飲食店・工場などの火災予防

  • ポイント調理エリアや湿気の多い場所では誤作動防止型を選ぶこと


◆ アラームとクラウド通知の連携

 

現代のセキュリティでは、**センサーだけで終わらない“通知の連動”**が常識です。

  • アラーム連携:異常を検知するとサイレンやフラッシュライトで威嚇

  • スマホ通知:Wi-FiやLTEモジュールを搭載した制御盤で、即座にスマートフォンに通知

  • クラウド連携:センサー履歴や警報ログをクラウドに蓄積。履歴確認・分析・遠隔制御も可能

 

センサーとアラームが**「検知→通知→行動」**というセキュリティの流れを作るカギとなります。


◆ センサー配置のベストプラクティス

 

エリア おすすめセンサー 設置のポイント
敷地境界 赤外線ビームセンサー フェンス上に水平設置。高さと間隔を最適化
建物出入口 人感センサー、マグネット 出入り口の内側上部。外光の影響を避ける
窓・ガラス 振動センサー 窓枠の中央付近。感度調整で誤作動防止
サーバールーム等 温度・煙センサー 吸気口付近や上部へ設置

【まとめ】

 

センサー選びは、用途・環境・設置場所に合わせた“戦略的な配置”が命です。
そしてアラームとの連携やクラウド通知まで含めた運用を構築すれば、より高い安心感と即応性が得られます。

次回は、「監視カメラの選び方と運用のコツ」をお届けします。

 

 

株式会社橋本電工は、確かな技術力と迅速・丁寧・安全な施工で、皆さまの「安心」を守り続けます。

シリーズを通じて、ぜひセキュリティ工事の知識を深め、街づくり・国づくりにお役立てください。


次回もお楽しみに!

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